このところGAPから足が遠のいていた。商品全体のテイストが、いつのまにかアメリカンカジュアルに舵を切っていたから。胸に大きく“GAP“と入った原色系のスウェットとか、大胆に星条旗をアレンジしたデニムシャツとか、いいトシして着れますかいな。これまでのようなシンプルな装いの比率は全体のごくわずかになってしまった。
それでもやっぱりチノパンはGAP。いままでどれだけ履きつぶしただろうか。たまにユニクロやエディーバウアーに浮気したけど、前者は細部の作りがいまひとつだし、りんくうアウトレットでお安く見つけた後者は生地がヘンに上質すぎて履き心地があまり良くない。綿素材というのはある程度ざっくりしているほうがいいのです。
そしてバーゲン待ちがGAP商品購入の基本のき。ただ過去バーゲン商品のなかに、もっともベーシックなシルエットであるストレート、基本色であるカーキ、そしてピッタリのウエストサイズ、この3要素をすべてふくむ商品が残っていたことなど記憶なし。たいがいどれかひとつが欠けていて、やむを得ず妥協の1本を購入したり。
ところがきのう、あべのHoop店のバーゲン棚に、これら3要素をすべてふくんだズバリのチノパンが1本だけぶら下がっていた。思わず接客してくれたスタッフ女性に「おお〜っ、これは奇跡的な出会いです!」と訳の分からないことを言ってしまった。1490円。きょうはいい買い物ができたと自慢したかっただけでした。すいません。
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