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2021年10月04日10:46

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基本に返って

基本は、
身は不浄である。汗や尿便、不浄である。
貪欲を起こすのは間違いである。
感受は苦である。喜びも苦しみも共に苦の因であり、
積もって大苦となる。
心は移り変わり無常である。
全ての中に我は無く、万象に実体は無い。
そうして、眼を閉じ、鼻で呼吸し、内に向かえ。
無常無我を念ぜよ。
これ苦、これ苦の集、これ苦の滅、これ苦滅の道。
毎日、悟りを積んで、涅槃に到る。
涅槃とは、宇宙の根本と自我の根源が等しくなる事。
不生不滅であり、静かで、安らぎだ。苦は無い。
これが涅槃である。これを求めるのだ。

以上が、基本である。
瞑想さえあれば、神を信仰しようが、武術を鍛えようが、
構わないのであるが、
やはり、専門的に、一つ処で精進するのが良い。
その方が効率が良い。
しかし、硬直してしまう場合もある。
無や空を半端に悟り、瞑想を辞めてしまうような事である。
あるいは、仏果が成ったなど。
これには、苦を想う事が必要である。
死や病は刻刻と迫るのだ。
他の事もするものだが、瞑想は辞めてはならない。
悟りに関しては、狡猾とも思えるものである。
一日の反省にも、悟りはある。
四神足に、精進、念、思惟、欲とある。
このどれかで悟れるのだ。
どれくらい、数があるかは、無知の業による。
瞑想では、根元を辿るのである。
根元が、執着であったり、渇愛であったり、願欲であったり、
千変万化にも似るが、似たようなものである。
それで教える事が出来る。
ただ、熟練する必要があり、
深さ、清さ、強さが必要なのだ。
それで長い。
これは肝要である。
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