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2021年05月12日17:21

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3月に観たもの

3月は引越しの後始末、片付けが思うようにならず大変だった。
引越し疲れもどっと出て、週末ちょっと頑張ると翌日動けない始末。

なにしろ二間とも和室で下は頑丈とは言えず、
本棚に本を入れてゆく前に、本棚下に敷く合板を調達せねばならない。
ホームセンターに行き、相談しながら板の厚みを選び、
家具の寸法をにらみながらカットの長さを考え、
迷ったり悩んだりしながら決めるまでに月末までかかってしまった。

そんな状態であまり盛大なお出かけは出来なかったが、
庭から見る桜や桃の満開の眺めだけは見事だった。
それでも美術展、鎌倉への遠出、歌舞伎座へ各一回ずつ。
友人との外食も久々だった。

TVドラマの一番の楽しみだったのは『俺の家の話』。
謡には馴染みがあって楽しく観始めたけれど、
伝統芸能、プロレス、家族介護を見事に寄り合わせて、
絶妙に練り上げたクドカンに脱帽!
最終回の父子対話場面では滂沱の涙だった。
ドラマロケ地、そのうち行ってみたい。

<ステージ>
・二月大歌舞伎第二部「熊谷陣屋」「雪暮夜入谷畦道」(歌舞伎座)3月24日
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/704/
仁左衛門ファンの友人と久しぶりに一緒に観劇。
ちょうど花の時季となり、観劇前に歌舞伎座近くの公園で
ちょっとだけお花見も。
「熊谷陣屋」はかなり何度も観ているけれど、
仁左衛門さんの熊谷は良いなぁ。
でも何故か「十六年は一昔、夢だ、夢だ…」の僧形の熊谷は
吉右衛門さんのイメージが強いんだよなぁ。
熊谷陣屋一幕のような気になっていたので、
あ、もうひとつあったんだっけ、
とちょっと気を抜いて見てしまった。
あまり季節らしくない演目だし。

<展覧会>
・笠松紫浪 最後の新版画(太田記念美術館)3月14日
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/kasamatsu-shiro-the-last-shin-hanga-prints-artist
新版画の繊細なグラデーションの風景はとても美しい。
川瀬巴水が一番好きなのだが、笠松紫浪の名はよく知らなかった。
比べると素朴な感じ。大正童話の挿絵めいて、ほのぼのした味わい。

・特別展 鎌倉の伝統工芸 「鶴岡八幡宮鎌倉彫名品展」
(鎌倉文華館鶴岡ミュージアム)3月20日
https://tsurugaokamuseum.jp/
鎌倉近代美術館は閉館時に名残を惜しんだところだが、
鎌倉文華館としてリニューアルしてからは行ったことがなかったので、
昔を懐かしんで行って見たら、かなり雰囲気が違った。
展示場所も少なくなったようであれ?と戸惑った。
鶴ヶ丘八幡宮の持ち物になっているので受付も巫女さん。
ああ、やはりもう近代美術館は消滅したのだなあと思い知った。

<訪問・外食>
・谷中   3月11日
午前早退して退職された先輩宅へ。
フレンチトーストやサラダのランチをご馳走になる。

・椿屋珈琲八重洲茶寮 3月18日
袖山さんと待ち合わせ、食事(ビーフカレー美味)
デザートにシフォンケーキも。
http://towafood-net.co.jp/tabid/392.aspx
 
・鎌倉  3月20日
美術展観覧前後に定番の円覚寺、浄智寺、海蔵寺、瑞泉寺へ。
「しんとみ」ラーメンといなり寿司セットで昼食。
食後、喫茶吉野にて珈琲。
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