小さな島国に生きている私達にとって自然災害は常に身近にあるものです。10年前も何の被害もなかった北陸の地に住んでいた身にとってもあの大震災は「明日は我が身」と感じさせられました。他人事ではないと痛切に感じたものです。何かしなければならないとボランティアで救援物資を運んでいく知人に我が家の物資も運んでもらうように頼みました。ホテルをしていたこともあって余剰の宿泊用物資などがあったのです。
被爆した地域は本当に悲惨です。今も帰宅できないというのはどんなに辛く悲しいことだろうと思います。故郷を奪われるというのは人間にとって家族を奪われることの次に苦しいことだろうと思います。もちろんご家族を奪われた方達にとっては故郷はまた特別な感情をもたらすものになるのかもしれません。
一番恐ろしいのは私たちの心の中に「対岸の火事」という感情が芽生えることです。そんなことには決して陥らないように「明日は我が身」と自分を戒め続けて行かなくてはなりませんね。
氣視させていただくと東北の地は今は穏やかです。東南海が不気味です。大陸の地脈とつながって暗い脈動が来ているような気がします。大きな災害にならないように神仏に願っています。
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