2020年という年

このところmixiを開く気にもならなくて、
11月半ばから何一つ書いていないけれど、とりあえず生存報告。

公私に渡り、なんという年だっただろう。
年が明けた時には、こんなことになるとは思いもよらなかった。

2月頃から世界は変わってしまった。
自粛期間中、出勤も禁じられ、本当に息苦しかった。
はっきり言ってちょっと気がへんになっていたと思う。
そして不安はまだ続いている。
「新型」「新しい」という言葉に
ネガティブな思いを抱くようになってしまった。

個人的には6月末の退居通知が大ショック。
補償金もろくに出ないことに納得いかず、
友人の伝手で弁護士さんに相談して、
裁判所に調停を申し立て、きりきりした状態が続いた。
ずっと馴染んできた古民家ギャラリーの閉鎖、解体も重なり、
心の拠り所を失ってしまった。

補償金は出ることになったものの、
なかなか思うような転居先は見つからないまま
年を越すことに。
この場所が本当に気に入っていたから、
どこを見ても帯に短し襷に長し。
ひとつ選んで他を棄てるのが怖いのかもしれない。

とまあ、暗いことばかり並べ立ててしまったけれど、
とりあえず身体をこわすこともなく、
なんとか乗り切ってこられたことに感謝。
でもね、やっぱり舞台や映画や美術展に
思い立ってすぐふらっと観に行けるようになって欲しいな。
常に緊張し、不安を抱えながらでは心が開放されない。

TVには本当にお世話になりました。
この年末も部屋を片付けながら
ドラマの一挙放送に見入っている。
『私の家政夫ナギサさん』良かったなぁ。
『タイガー＆ドラゴン』は何年たっても面白さが忘れがたく、
全話録画してしまった。
年末恒例『ドキュメント72時間』の一挙放送も見た。
『岸辺露伴は動かない』凝っていて堪能したし、
そして今、紅白を見ながら書いている。

まだしばらく書く気にはならないかもしれないけれど、
年明けには行先を決めなくてはね。
食べること、寝ることは怠らず、身体には気を付けよう、私。