4ヶ月、3週と2日、一昨日に観るがおもしろかったが体調すぐれず感想はまた。フランス、幸せのメソッドは先日観たがおもしろかったが体調すぐれず感想はまた。
ってことで本日。
『フランス、幸せのメソッド』
プリティウーマンなんか鳴ったりして、なんかシンデレラ・シンドロームが表されるのかなと思ったりもさせられたが、フレンチはやはりリアリスト、ハリウッドのような夢物語を形成したりはしない。よくあるストラクチャーを使いつつもそれを裏切り皮肉を表す構造もこの作品にはある。リッチだからといって王子様なのでもなく、やがて心変わりしてピュアなもの見せ始めるのでもなく、人間はそうそう変わるものではない。ただし、会計士にしてもトレーダーにしても、いかなる国の映画でも心無いヒトとして描かれるのはステレオタイプだなとは思わせられる。68年以来、ってよりフランス革命以来、民衆は物申すのだと、フランスの在り方、異議申し立てをする。ほんわかしたもの観たいなとセドリック・クラピッシュにしたけれど、よくよく思い出せばこのヒト、現実的なものをピシャリと突きつけるヒトだったなと気付くのであった。
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