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2020年11月17日06:55

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ゼメキスとバートン21


ベオウルフ/呪われし勇者おもしろかった。ファイナルファンタジーのようなヴィジュアルは好みではないが、ゼメキスらしさの冒険ファンタジーplusダークキャッスル的祟りが表されよかった。トランプもこの主人公の最後の言葉のように、嘘はもういい、嘘はもうたくさんだ、と言ってもらって有終の美を遂げてもらいたい。嘘はいけないが、ゼメキスは想像力を讃え、イストワール/ヒストリー/ストーリー、すなわち物語というものの再考をこの作品に託しているように思える。この物語が物語る戒めは女癖の悪さだろうか。海のバケモノの最後のひとりには誘惑されるし、ジョリーにも誘惑される。国王もまたそれによって王妃から毛嫌いされる。災いは女難から生じる。ラストのブレンダングリーソンの佇まいは理知さを表し、そうならないことを期待させる。が、それはオーディエンスの思い次第。アンソニーホプキンスがやってることは知らなかったが、モーションキャプチャーによって彼のいつもの素振りも再現され、すぐに彼だと気付かせられる。





ゼメキスとバートンも続けてみると飽きてきたが、ミシェルシェイファー祭りで一旦終わろう(でも続けるかも。制作するのはアヴァンガルドでも、冬に観るのはエンタメがよい)。バットマンリターンズは、結構好きな作品。ペンギンがなんだか可哀想だった。最終盤の地下での戦いは圧巻だった記憶。ホワット・ライズ・ビニースはゼメキスがヒッチコックみたいなのをつくりたかったと言っていたので、てっきり汚名みたいに、主人公の勘違いものかなと思っていたら、ハリソンフォードが本当に悪役だったのが印象に残る。初めての悪役ではないかな。結構かなり怖い作品だった記憶である。それにしても、ミシェルシェイファーはホラー系にフィットする。





シェイファーではなくファイファーなのか。でもきっと今後もずっと、シェイファーと言い続けるような気がする。



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