『
シカゴ7裁判』
1968年のシカゴで実際にあったベトナム反戦抗議デモの裁判に材を取る。
裁判劇、社会派ドラマとして硬い内容だが、時折ユーモラスなシーンがあり、何より芸達者な俳優たちの共演で見ごたえ十分。
半世紀前の裁判劇が今描かれることの意義はどこにあるか。
監督はアーロン・ソーキン。
『ソーシャル・ネットワーク』などの脚本を手掛けた名ライター。
それだけに膨大な台詞劇に力がみなぎる。
当初は反戦の平和的デモだったはずが、ふとした出来事に端を発し警察隊との衝突へ。
政治的に利用したい政府サイドの思惑にハマってしまう<首謀者>とされる7人の若者たち。
勝利を得るためには手段を択ばない権力者たちの陰謀に怒りが込み上げる。
十数年前からスタートした企画らしいが、幾度となく暗礁に乗り上げながらも、何としても今年公開させたいというアーロン・ソーキンの思いは伝わる。
言うまでもなく本年が大統領選挙の年であるからで、タイミングよくといっては不適切かもしれないが、あたかもこの事件が投影されたかのようなBLM運動が起きてしまった偶然には今観ずしていつ観るのかという引きの強さも感じる。
脚本が魅力であるのは言うまでもないが、テンポよい編集や主役級を揃えた俳優陣はひときわ目を引く。
短い出演シーンながらもインパクトを与えるマイケル・キートンも良い。
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久々に映画館に出かけたが、UPLINK渋谷の椅子が硬くて辛かった…(ノД`)・゜・。
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