『バッド・エデュケーション』
https://www.star-ch.jp/channel/detail.php?movie_id=28836
劇場未公開。(基本的にTV放送)
スターチャンネルの放送を鑑賞。
Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX DRAMA&CLASSICS」で配信中。
ヒュー・ジャックマン主演の犯罪コメディでペドロ・アルモドバルの同名映画とは全く別作品。(笑)
実際にニューヨーク州であった横領事件の再現ドラマ。
小さなコミュニティではよくある事件といえばそれまでだが、人間の弱さと強欲さがよく出たドラマ。
『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイら実力ある俳優らがしっかりと魅せる。
どこぞの政治家も、どこぞの大企業や金融企業でも似たような話を聞く。
ただ地域の一学校という割には巨額事件だったがために有名になったようだ。
ヒュー・ジャックマン演じる教育長フランクは保護者や生徒、また同校の教師らからは尊敬されている。
それというのも熱心な教育で学校の成績を上位に押し上げているからだ。
だがその一方で長年の同僚であるパム(アリソン・ジャネイ)には甘いところがある。
学校のお金を管理する立場であるパムに魔がさす瞬間はよくある話だろう。
最初から横領しようとしたわけではなく、少しずつエスカレートするのも納得だ。
現実に生徒に良き環境を与えるためには潤沢な資金が必要になる。
だからと言って悪事を正当化することはできない。
だがスキャンダルが露呈しても生徒の進路に悪影響を与える…と思うフランクの行動が泥沼にはまる。
教育者という立場上、結果よりも手段が尊ばなければならないのは当然だろうが、曇り一点もなく、しかし生徒からも保護者からも信頼されないのと、嘘をついてでも悪いイメージを持たせないのと、どちらが真に“生徒のため”なのか。
理想と現実の間で揺れる様が見て取れる。
(生徒の代わりに子どもや社員などに置き換えてみても通じるだろう)
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