穴太衆(あのうしゅう)と呼びます。ご存じの方もおられるかもしれませんが、築城の際に城の石垣などの構築に当たった工人集団のことを言います。安土城の築城に携わって、そのあたりから全国の大名に大きな需要が起きて全国各地で活躍しました。
彼らとは何故か過去世の因縁があるようで、お城にはそれほど関心が無いのに石垣にはひどく興味を惹かれます。金沢のお城も様々な石組みの石垣があって「石組みの博覧会」のような場所でもあります。中でも私は「野面積み」と呼ばれる自然の石をほとんど加工せずにそのまま絶妙に配置して作られた石垣が好きです。
穴太衆は琵琶湖西岸あたりが出生地のようですが、以前から琵琶湖の周辺にひどく惹かれるものを感じて竹生島やら余呉湖やらとよくうろうろしています。どうも過去世の強い因縁が琵琶湖周辺に集中しているのかもしれないと感じています。
当院のお客様にも時々穴太衆の過去世を持つ方が来られます。これは確率的にはとても少ないはずなので、きっと何某かの「引き」があるのだろうと思っています。
今度比叡山も訪ねてみたいと思っています。
ログインしてコメントを確認・投稿する