いやむしろ政府の基準（人口10万人当たり直近7日間の新規感染者数0.5人、など）を満たしているにもかわからず解除されなかった千葉と兵庫、満たさなかったにもかかわらず解除された石川をどう考えるか。柔軟な運用と言えばそれまでだが。
千葉と兵庫はあくまでも東京、大阪に隣接しているので継続。つまり、この都府県間の往来は千葉、兵庫に感染を再び広げないために自粛すべきだ、と言うことがわかりにくい。仮に千葉、兵庫を解除していれば県民の意識は高まったのではないか。特に関西では大阪が自粛解除に動いたので兵庫から大阪へ、大阪から兵庫への往来が増加する懸念がある。あくまでも危険なのは東京、大阪だという認識が必要だ。
もう一点。政府の基準は人口あたり新規感染者だが、あまり意味のある数字とも思えない。むしろ感染者密度を考えるべきではないのか。要するに人と人との距離を保つことが必要なわけだから単位面積あたりの感染者数を考える方が理にかなっている。県単位の宣言と言うのも実情にあっていない。例えば兵庫や京都の北部は都市部と山で隔てられており、地理的にも経済的にも京阪神よりは山陰のつながりの方が大きいわけで、そちらに合わせた方が実情に合う。
「気の緩み」自粛継続を要請
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6084707
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