既に知っている方も多いだろうが、『パラサイト』がアカデミー賞の歴史の壁を突き破った。
これまでも外国映画が受賞したことはある(『アーティスト』仏)が、非欧米エリアからの受賞は初めての快挙。(『スラムドッグ$ミリオネア』は英国映画)
個人的な予想は15部門的中だが、作品賞はまたもや外してしまった。
しかし、これほど外れて嬉しい年はない。
思えば当確ランプがついていた部門以外で技術系を除くと受賞作品から<家族>というキーワードが浮かぶ。
作品・監督賞の『パラサイト』もそうだし、『トイ・ストーリー4』も疑似家族モノと言えるだろう。
短編アニメは受賞作『Hair Love』と『Kitbull』の前評判が高かったようだが、異種間における融和を掲げた後者よりも家族愛を謳う前者が受賞。(両作品共にYouTubeで視聴可能)
短編実写の『向かいの窓』も家族問題を扱っている。
有力視されてオスカー効果で集客を狙っていたであろう『1917〜』は技術系のみの受賞に留まる。
やはり“顔”が見えないのが弱かったか。今頃、配給会社は頭を抱えているだろうか。
公開中の『パラサイト』は公開拡大や延長も決定的だろうし、そのあおりでソフト化の時期も遅れそう…。
もう、これを機にハリウッド有力作品の日本公開を他国と同時期にして欲しいな。
ポン・ジュノが監督賞のスピーチでスコセッシやタランティーノに賛辞を贈る際に(タラに)「愛してます」と日本語で言ってたのが、なんだか妙にほほえましかった。
(※追記、同時通訳の聞き違えだったかも…

)
ログインしてコメントを確認・投稿する