昨年の相模湖イベント以来の「ペーソス」ライブ。
クラリネット奏者が所沢に来る途中でクラリネットを忘れていることに気づいて家に取りに帰ったり、ボーカル&ハープ奏者がハーモニカを忘れたり(そして取りに帰らず)といった緊張感ゼロのエピソードを披露。ユルユルなスタイルそのままの歌唱力と演奏力だが、悲哀に満ちた歌に立ち見まで出た会場は爆笑のるつぼと化した。先日のブルーノート東京での大黒摩季さんのとは完全に対照的なステージは、シーソーの端と端を連想させた。
オープニング・アクトの「Cの誘惑」にも大いに笑わせていただいた。この人たちが老人になったら「ペーソス」みたいになるのかなと思った。
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