『
グッド・ヴァイブレーションズ』
全然仕事が終わらずに劇場には足を運べていないが、数年前に買っていたDVDが一般上映になったようなので…。
1970年代、北アイルランドに実在したレコード店でありレーベルでもある「グッド・ヴァイブレーションズ」を経営したテリー・フーリーの半生が描かれる。
物語の背景にある北アイルランド紛争やパンクムーブメントが上手く物語にミックスされる。
紛争の真っただ中にあって、人々は音楽どころではない。
しかし、それだからこそ好きな音楽を届けたいというテリーの熱い想いが伝わる。
紛争に対抗する手段にパンクロックというのも頷けるし、それゆえ支持されたジャンルだろう。
実際に体験したわけではないが、当時の空気の再現率はかなりの出来ではないか。
劇中に登場する伝説の人物に「おおっ」となる人もいるのでは?
自分を信じる、音楽を信じる。テリーの思いは爆弾以上の熱量を持つ。
無謀ともいえる戦に勝利する姿は大いに勇気づけられる。
70年代のパンク好きなら必見。
かなり悲惨な状況にもかかわらず妙な安心感があるのはキャラクターに魅力がある証拠だろう。
店の数奇な顛末までも楽しませてくれる。
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