『
スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で一区切りかと思われたが、本作こそシリーズの締めくくり。
『エンドゲーム』で大きな痛手を負ったヒーローチーム。
後継の主軸となるポスト・アイアンマン探しがスパイダーマンことピーター・パーカーに託される。
並み居るマーベルのヒーロー軍団にあって、まだ子供のピーターには世界を背負う自覚に欠ける。
そりゃ青春真っただ中なら恋や遊びに心動かされるのも当然ともいえる。
そんなピーターの大人への成長が見て取れる<ひと夏の冒険譚>。
青春映画としてもアクション映画としても立派なくらい両立させている脚本の見事さ。
欧州旅行という景観の変化も生きている。
懐メロ選曲もストーリーと見事にマッチ。
ピーターが曲を間違えるポンコツぶりも笑える。
新たに登場した<ミステリオ>の文字通りミステリアスな秘密を巡る筋書き。
エンドゲームのシリアスさから解き放たれた軽妙さがトムホのスパイダーマンには似合う。
引率の先生はじめ生徒たちのキャラクターも生きているし、何よりハッピー役のジョン・ファヴローが良い味を出している。
敵キャラの最後っ屁が強烈で次回作が気になる。
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