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2019年07月03日21:25

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《映画》大臣室

先日、公用で霞が関の某省庁大臣室にお邪魔した。
人生初大臣室。法令で決められた広さと設備、つまり、1人で使うには大きすぎる大臣用机、大臣交代時に花押署名する応接セットや、16人掛けの会議テーブルが設えられて、その片隅で大臣官房の人々が縦横無尽に動いている。
国会答弁で明瞭に答えている大臣ご本人と会話(自称)し、偉い人(当社比)を交えた懇談では、下座に控えた官僚4人が必死にメモを摂り、ペンを走らせ、同行した記者たちへのブリーフィングへと続く。
一般ピープルゆえ、それなりの高揚感と満足感を持ちながら、大臣室をあとにした。
そのわずか2日後。
その場で交わした言葉や大臣からの言葉が記事となって紙面に掲載されている。
見事なまでにセットアップされたプログラム。
政治が創り出す日々のあれこれは、こうやって作られていく。

カチンコ映画レビュー
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057『新聞記者』★4.
機会があれば、内閣府などというところにも行ってみたい。
情報調査室に巣くう2ちゃんねら〜やtwitterバカの人たち。
コントラストをはっきりさせた展開は、この作品を少し高尚なものとして映している。
その映像が真実であるなら、なんとも恐ろしい。とはいえ、ここ数年の安倍ちゃんを見ていると、あながちフィクションともいえないところが独裁政権の畏怖を思う。
ただ、読売新聞の「前川喜平の出会い系バー事件」は記事を読んだ瞬間、大爆笑したことを覚えている。内閣情報調査室の黒歴史、大失敗案件だった。
プロパガンダ的なストーリー。
不都合な真実を隠そうとするエリートたちの生きざまに反吐がでるが、所詮は他人の人生。独裁的与党も嫌いだが、へなちょこ野党はもっと嫌い。
おいら的にはどうでもいいや。
Think youselfなラストシーン。おいらは、松坂党利党略で寝返った、と読む。

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058『凪待ち』★2.
どうした白石監督。『麻雀放浪記』に続き、へなちょこな映画を撮ってしまったものだ。
脱SMAP組には贔屓をしたいから、「香取慎吾ちゃん、頑張れ!」とエールを送りながら観ていたのに、そもそも競輪の描き方が雑過ぎて気持ちが入ってこない。
川崎競輪場をロケ地にしたのだから、レースだって本物の映像を使うぐらい熱を入れて欲しかった。
今ではイリオモテヤマネコ並みに生態の途絶えた「ノミ屋」をスクリーンに出しているから、自転車競技会だって本気で協賛してくれない。
レーサーパンツは真っ黒だし、3番選手の蛇行に審議は必要ないし。
そもそも、川崎競輪の黒歴史は日本選手権はもとより、オールスター競輪の開催を辞退しているのだ。
無意味に、或いは無意識にキレまくる家族の描写。おいらの一番苦手な分野である。
つまらん。

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059『ハッピー・デス・デー』★4.5
ハッピーバースデーを目前にして観るような映画ではなかろうとも、自主規制のタガが外れ96分のホラーにチャレンジ。
いうまでもなく『恋はデ・ジャヴュ』をイメージするが、カーターくんが好演でラブストーリーだったり、コメディだったり、結局、ホラーサスペンスだったりと多種多様に楽しめた。
エンドクレジットを見たら2017年作品と、2年ほどオクラに入っていたようで、エンドロールが終わったら次回作の予告編が流れてきた。
いわく『ハッピー・デス・デー 2U』。
2Uは to you と読ませるようだが、当たり前のように2本目の駄作が決定的。
7月17日公開。駄作覚悟で観に行くと思う。



■7月3日は「ソフトクリームの日」……1年で食べたくなる時期の意外な共通点とは?
(Suits-woman.jp - 07月03日 08:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=211&from=diary&id=5689737
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