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2019年04月08日16:23

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世と値遇

罪を憎んで人を憎まず。と言う言葉があるが、
実際難しい。
仏教にては、様々な罪がある。
悪口や両舌、綺語などもある。
怒りや貪り、愚痴もある。
これらは、毒のように、脱し難い。
醜く、不浄であるし、人の憎むところでもある。
しかし、脱し難い。
密教の明王は、降伏の主だが、本性は慈悲である。
難伏を伏せるのは、智慧が偉大でなければ、成らない。
しかも、衆悪は満ちている。
確かに、暗黒より光明に向かう人はいる。
光明より光明に向かう人もいる。
暗黒から暗黒に向かう人、また、光明より暗黒へ向かう人もいる。
言葉を慎み、孤独でいる方が賢い。
寂しさは確かにある。そういう時に、仏界を念じられれば良い。
人に騙されることは多い。
しかも信じて生きるしかない。
仏界を念じるのが賢い。
そうして、自度をとる。
もし法を分かち合う者があれば、それは幸福である。
得難い神器のようなものだ。
更に、僧界にも、驕りや怠惰がある。
たまに起きて、凄まじい行を成しもするが。
毎日コツコツと成すべき。
法を信から、受けるのは、得難き法器である。
更に増長させるは、得難き仏器である。
各々は、あまり成せることは無い。
この声も、一部にしか届かない。
しかし、存在しえるのは、得難きの値遇があるからだ。
これを見るあなた方は、まさに仏器である。
自度をとるべし。
必ず成るべし。諸仏を信じよ。
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