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2019年03月27日19:37

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1249 仁川の治水工事

私の家の前には仁川(ニガワ)という小さな川が流れています。本来、仁川は六甲山を源とする長くて水量豊富な川でしたが、江戸時代始めに上流の盤滝にある湯の口水門で夙川方面に7割の水を流し、百合野町の2ヶ所の水門で上ヶ原・門戸・甲東園・段上方面に残りの水を流すようになったため、仁川はいつも干からびて水生生物も住めない砂漠のワジの様な涸れ川になりました。

それでも夏になると写真1のように2m近い背丈の雑草が茂り、川原に降りることもできなくなります。梅雨と秋の台風では大量の水(水深1m以上)が出て、上流から砂が流されてきて、川底が年々上がってきて洪水の心配が出てきます。

そこで何を思ったのか西宮市?はショベルカー(写真2)を川に入れて整地?と水路の掘削を行っています。写真3はでき上った水路で土手は砂を盛った柔らかいものです。

さて河川工学をやった方にお聞きしたいのですが、この様な簡易な工事は役に立つのでしょうか? 仁川は荒れ川で台風の時は30分ほどで水位が川幅いっぱいに1m以上も上昇してきて恐ろしいぐらいです。平時はこの様な勾配の少ない川では必ず流路が蛇行して直線的な水路を破壊してしまいます。

平時だと耐用年数は6カ月ぐらい、台風で出水するときの耐用年数は30分程度と思います。年度末の予算消化工事なんでしょうか?

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