《2019静岡3》富士の高嶺に雪は降りつつ

切っ掛けは静岡みやげ話を得意げにワイフさんに語っていたら、「ならば、連れていけ」という指令が下る。
以前、日光東照宮のほかにもう一つの東照宮が静岡にあることを何かで知り、ワイフさんの行きたい場所ベスト幾つかに選ばれていた久能山。
三連休最終日、帰路の渋滞を覚悟して黒マーチは朝7時20分、おまけに三女を乗せて旅立つことにした。
休日の東名高速は一つの渋滞もなく、アクセルを踏み続けてカーナビ通りに150分で目的地に到着した。
自称・観光コンサルタントのおいら。久能山への往復だけで終わるわけがない。

『御穂神社』
三保の松原へ向かう参道入り口に位置する神社は三保神社ならぬ御穂神社。
神社の名称は、こんな感じで地名と違うことが往々にしてある。
おいらにとっての「みほ」は、美保純か地元元アイドルのS美保子ちゃん。内緒である。
家族揃って3冊の御朱印帳を社務所に出すと、申し訳なさそうに書置きの朱印紙を3枚手交。900円はお父さん払い（←おいら）。
セブンイレブンにいって2枚コピーすれば320円で済んだのにさ。



世界遺産の構成資産・三保の松原。
世界遺産好きなおいらとしては”行きたいところリスト”上位にランクしていた初見参の場所。これで日本新三景（大沼、三保の松原、耶馬溪）コンプリートまであと１つ、日本三大松原（三保の松原、虹の松原、気比の松原）コンプリートまであと１つとなったので、”行きたいところリスト”に「大沼」と「気比の松原」が追加された。
天女の羽衣が掛けられていたという「羽衣の松・三代目」。さらに幻想的な松原を抜けると、駿河湾の砂浜に足を踏み出した。
静かな波音を聞きながら振りさけみれば、雲一つなく全身を現わす霊峰富士。
静岡県といえば、富士山のほかにも世界遺産として「明治の産業遺産・構成資産」の1つである韮山反射炉がある。
これが世界一のがっかり世界遺産であることから、三保の松原も期待をせずにやってきたが、予想は見事にポジティブへと外れ、BRAVOな富士山を目に焼き付けた。

感動に震える我が夫婦を尻目に、三女ちゃんは黙々とポケモンGOでレアポケモンのゲットにいそしんでいる。ポケGOファンの聖地でもあるらしい。

羽衣伝説。
三保のエロ漁師が松の木に掛けてある羽衣を盗み、素っ裸で海水浴に嵩じていた天女ちゃんが困った顔を見せると、「俺の前で裸踊りしたら返してやる」と言い放つ。
仕方なくエロ漁師の面前で裸踊りを始めると、エロ漁師は興奮して昇天した。
（一部、川崎オスカー解釈）
なお、羽衣伝説は日本各地に在るそうで、裸のまま天に昇り北斗七星になったとか、エロ漁師と結婚して子供を産んだとか、鶴になって鶴太郎にヨガを教えたとか、様々な解釈があるようだ。



南極の氷解速度、過去40年で6倍に加速＝研究
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=5457321