『
来る』
第22回日本ホラー小説大賞の小説「ぼぎわんが、来る」を『告白』などの中島哲也監督が映画化。
中島監督だから…というのも鑑賞動機理由の一つだが、“あの予告編”に惹きつけられたのが本音。
今思えば満点に近い期待値だった。(苦笑)
前半の展開は中島監督らしいテンポの良さもありグイグイと引き込まれる。
それぞれのキャラクターの個性が立っているのも中島映画らしい。
珍しく現代劇の岡田准一が拝めるのもポイントか。(笑)
うわべだけの夫婦のイヤな夫を演じた妻夫木もナイスキャスティングだし、妻役黒木華も新境地開拓かと思うほど見応えがあった。
後半に入るとよりオカルト的に進むのだが、正直置いて行かれた感もなくはない。
ハマリ役と言えば謎の霊能力者演じる松たか子は由緒ある家柄が生きているようだった。(そういう歴史を感じさせるノーブルな雰囲気を持っている)
終盤は終始ポカーンとなってしまったが、柴田理恵のキャラは楽しめた。
ずっと「あれ」「あれ」ともったいぶって謎のまま進むわりに落としどころがスッキリしない点が微妙…。
これも現代人を取り巻く家族の在り方の象徴なのだろうか。
個人的にはポスターにもなっている『未知との遭遇』か『宇宙人ポール』の一場面かというキービジュアルがいつ登場するのか待っていたのだが…。
そこも含めて中島監督の術中にハマってしまったのかも。(汗)
ログインしてコメントを確認・投稿する