『
寝ても覚めても』
爆竹の音で始まった衝動的な恋はまさしく一瞬でパッと炸裂する。
人は容姿が似ていたら同じように恋に落ちるのか。
愚問のような題材にどう説得力を持たすのかは見どころ。
朝子の損得勘定ではなく己の本能に突き動かされてゆく行動に賛否はあっても、なるほどなぁとは思うし共感を得られる点ではないか。
夢の王子さまへの憧れと現実的パートナーへの想いを込めたタイトルも的を射ている。
しかし、ヒロイン朝子目線で語られる話だと感じていたのだが、違ったのだろうか。
そこの誤差は気にならないといえばウソになるかも。
決して演技力は高いとはいえない主演コンビだが、監督の力によるものか作品のテーストには合っている。
雨降って…というか、血の雨降ってやがて固まりかさぶたになってからが本当の人生なのだろうか。
映し出される自然描写が背景以上の意味を持つ。
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