『
モリーズ・ゲーム』
スキー・モーグルの選手としてスパルタ教育受けた少女が競技中のアクシデントでスキー選手を断念。
その後、ふとしたきっかけで秘密のポーカールーム経営として第2の道を歩む実話の映画化。なんでも有名なハリウッド俳優も御用達だったようだ。
一体だれのことなのかを劇から推測してみるのも一興か。(笑)
『ソーシャル・ネットワーク』の脚本家アーロン・ソーキンがメガホンをとる。
膨大な台詞の応酬がこの監督らしさを物語る。
字幕を読むのが苦手な人は、もしかしたら脱落するかもしれないが、ポーカーというゲームがよくわからなくともそれとなくゲームの駆け引きや面白さは分かる作りにしているのはたいしたもの。
非合法ポーカールーム経営者モリー・ブルームを演じたジェシカ・チャスティンの魅力なくして成立しないのではないか。
運動だけじゃなく、頭の良さも兼ね備えていた人物を好演。
頭脳明晰の人物ゆえに小さな躓きが効果的に作用する。
優等生の浮き沈みを演じさせたら今の映画界では第一人者ではないか。
モデルのハリウッド俳優が誰かはさておき、演じた俳優の実際の(映画祭などの)映像を混ぜたりするあたりの妙味は楽しめる。
モーグルという競技の難しさは一瞬の判断でコースを変更することが成否を大きく変えてしまうことにもあろう。
まさしく彼女の人生を象徴している。
人は追いつめられた時に誠実さや高潔さとどう向き合うのか。
日本もカジノ問題でギャンブル中毒が心配されているが、まさにその先進国の姿が垣間見える。
ログインしてコメントを確認・投稿する