日本一短いのは?立ち位置はなぜ違う?エスカレーターおもしろ情報
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「プチカレーター」が誕生したのは、平成元(1989)年10月。当初は地下街と川崎モアーズを結ぶ下りだけのエスカレーターを設置しようとしたが、工事着工後に床下に1本の太いはりが通っていることが分かった。工事断念も考えられたが、お客様へのサービスのためにと、途中までの短いエスカレーターがつくられた。
”滞在”はたった5秒、段数にしてわずか5段、高低差83.4cmは、「世界一短いエスカレーター」として、ギネスブック91年版で認定されている。
これを記念して愛称を募集したところ、約1,500件の応募があり、審査の結果、「プチカレーター」という名称に決定した。(川崎市HPより)
【川崎に誇れるもの2つあり プチカレータとオスカーと】(自称)
新潟つれづれ日記が途中だった。
最終回。
(承前)
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幼馴染とのポンコツ観光、午後1時少し前。
弥彦での再会を果たしてから3時間と30分が経っている。
目的の駅に着くと近くの自転車置き場から1台の自転車を拝借して記念写真。
野郎2人にだって、スタンド・バイ・ミーの真似事ができるのだ
クルマは長岡市内に入る。
車道の脇に詰まれた雪塊はゆうに高さ3mを超えている。
おいらの財布に押し込まれていたBリーグのチケットを友人と分け合って、駅前のアリーナ《アオーレ長岡》
「長岡まで送って、オスカー1人でバスケかと思ってたよ
」
学生時代、バスケット部だったおいらに対し、彼は野球部+サッカー部。
バスケットは門外漢。
半ば押し売りのようなスポーツ観戦は、これからしばらく新潟県民となる彼のために、アルビレックスとの引き合わせ。
新潟で結成されるプロスポーツチームは、そのすべてが《アルビレックス》を名乗る。
川崎であればサッカーはフロンターレ、バスケットはブレイブサンダース、バレーならレッドスピリッツとなる。
新潟ではサッカー、バスケット、野球、スキー・スケート、ランニング、チアリーディング、とにかく《アルビレックス》。
どちらが親しみやすいかは、言うまでもない
試合開始の50分ほど前にコート入りして、コート脇3列目の絶好席。
練習を眺めながら、"サルでもわかるバスケットルール”をくどくど教えて、いよいよ14時05分、ティップオフが迫ってくる。
ところで、押し売りした観戦だからそのチケット代を請求しない。
「チケット代、払うよ」
相手がおねえちゃんなら、間髪いれずに
「いいよ、そんなの
」と言ったであろうが、所詮は同級生。それもまた失礼かと、
「1枚分もらっても仕方がないから、賭けようよ。新潟が勝ったらチケット代はいらない。東京が勝ったら2枚分よこせ
」
そのほうが、ホームチームを精一杯応援ができるはずだ。
試合開始前にトイレに行っていたすきに、彼がスマホで検索を始めていた。
新潟アルビレックスの対戦相手はアルバルク東京
「なんやねん、東京は東地区1位で、新潟は中地区5位やん。これじゃ賭けにならんわ」
プロ野球にたとえれば、ソフトバンクホークスと日拓フライヤーズぐらい戦力差があることがバレた
賭けはご破算、割り勘となった。
試合時間わずか10分×4Q。途中に20分のハーフタイムが入るから、1ゲーム2時間で終わる。
タイムアウトごとに現われるチアリーダーに目が奪われ、2人のおやじ(←おいらら)の興味は誰が良いか、ということに尽きる。
2人とも同じチアを選んでハッピーアイスクリーム。
ゲームは新潟のポイントゲッター・ガードナーの無理繰りシュートと、ポイントガード・五十嵐のスリーポイントがいい感じで決まり、接戦が続けられる。
というより、新潟が先行している時間が多く、善戦といっていいほどだ。
3Qを59−58の1点リードで終えたホーム新潟、アリーナの熱気がものすごい。
まるで外の雪塊すら溶かしそうなほどに
最終クォーター。
まるで大映テレビが作っているかのように、お互いのシュートが決まり、お互いのディフェンスが決まる。
すでに、試合を観戦している2,522人の誰もがそうであったように、おいらら2人も新潟のシュートが決まるたびに立ち上がり両手を挙げて声を上げる。
そういえば、結局、試合開始から2人ともホーム新潟のブースターとなっていた。
ブザーが鳴って試合終了。
83−83
こんな試合、めったに見られるものじゃない。
Bリーグ、延長のルールは5分間のエキストラエンド。
これで決着がつかなければ、5分間のゲームを決するまで続けることになる。
長岡発、指定席のきっぷは17時06分発
この時点で16時は過ぎていたが、延長が続けば乗り遅れも覚悟の応援だ。
Bリーグでも珍しい延長戦(エキストラエンド)。
ホームタウン・ディシジョンの有利さは大歓声が証明する。
アルバルク東京の、ありえないゴールテンディングと インテンショナルファウルの連続で、あっさりと試合は決していった。
行方の決まらないバスケットゴール上にあるボールをディフェンスが振り払う行為がゴールテンディング。ボールはゴールに入ったものと認定され2点。
相手オフェンスに抱きついたり、腕や足をわざと払ったりした悪質なファールが インテンショナルファウル。
これは、オフェンスに2投のフリースローが与えられた後、さらにオフェンス側のスローインでゲームが再開される。
これほどのスチューピド・ファールを繰り返しては、勝ちは自ずから逃げていく。
【新潟99−92東京】
今シーズン15勝23敗の新潟が、29勝9敗の東京を破る快挙。
自分自身、想定以上に楽しめた激戦は、新新潟人となった彼への素晴らしい贈り物となった。
アルビレックス、ありがとう
(続く)
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