母

ごきげんいかがですか。


今日の夕方久しぶりに母と長電話。


近くならいつでも会いに行けるけれどなかなかそうはかなわない。

もともと必要なこと以外だらだらしゃべる人じゃない。

電話しても要件をすませたら早々に切る。


最近はこれといった用事はなくても時々電話してみる。

元気か〜〜〜い。

雪は？花粉症は？


孫やひ孫のことが一番おもしろい。

経験と成長の途中で将来が楽しみ。


デイサービスや施設のことをくわしく聞いてみた。

行事やイベントもボランティアもほとんど来ないらしい。

希望者は別施設のデイサービスへ送り迎えで体操や塗り絵や折り紙とか？


母にとっては幼稚で物足りない・・部屋で読みたい本も新聞もあるし昔の洋画がテレビでやってる。

毎日ラジオ体操とテレビ体操やって廊下を大また歩きや速足歩きしてるそうな。


なんと！！！

理想的な老後！！！

自分で料理する機会がもっとあれば最高らしい。


そういうことまで詳しく話したのは初めて。

私が笑いヨガしたりボランティアに行ったり看取り学を勉強してると知って？


母いわく・・・。

「あんたは不細工で不器用で何のとりえもなくてかわいそうだったけど愛嬌だけは人一倍あったからねえ。」


「なんかかわいがられてたよねえ。いつもなんでももらってたしね。職人さんたちの人気者だったからねえ。」


「笑いヨガでも人気があるんじゃろ。」



そのとおり！！！

わっはっは〜〜〜。

おかげさまで取り柄なんてなくても愛嬌だけで仕事もらってます。


母にしたらいつまでも頼りない子どもです。

いまだにまともな料理はできないと思われてます。


あたらずとも遠からず・・・。


上品で美人の母はセメントや砂にまみれた仕事を朝から晩までやってて。

個人懇談も砂だらけの仕事着のまま。

美しい母を知らない人たちに教えたい・自慢したいと思ってた。


今の母は読書三昧・素敵な洋画三昧で毎日充実してる。

人生経験が刻まれたしわとシミ。

温和な語り口とやさしさはずっとずっと変わらない。


いつまでも子どもでいたい私です。


ごきげんよう　(*^-^*)