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2018年01月08日13:50

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1185 関西学院大学鉄道研究会OB会収穫

昨日(2018/1/7)は母校の関西学院大学の会館で開催された鉄道研究会OB会に出席しました。実年齢が平均約60歳、精神年齢18歳の昔の青年が集まり鉄談議に花を咲かせました。そこで出席者から大阪市立大学経済学部の先生が書いた論文の抜刷を貰いました。内容は別府鉄道に在籍していたディーゼル車両の修理記録の分析です。

家から車で1時間ぐらいの国鉄土山駅から港の方に向かって別府鉄道(ベフ)という小さな電化されていない私鉄(野口線3.7kmと土山線4.1km)が1984年まで営業していました。別府港の近くで操業していた多木肥料株式会社へ原材料を運び込み、出来上がった化学肥料を出荷するのが主な目的で、旅客営業はほんのオマケでした。

小型蒸気機関車を日常的に使う最後の私鉄でしたが、合理化の為にあちこちから試作的要素の濃い中古の小型ディーゼル機関車を買い集めて使っていました。貨物列車が運行していたのは土山線4.1kmだけで、機関車は2輌(運用と予備機)もあれば充分なのですが故障があまりにも頻発するので5形式5輌も在籍していました。

抜刷は修理データの羅列ですが、中古格安問題だらけの札付き機関車をあてがわれた検修陣の苦労が偲ばれます。鉄道ファンとして車輛の外形写真ばかりを撮っていた当時の私が恥ずかしい。

写真1は札付き故障多発機関車DC301、写真2は作業用台車と化しもう故障の心配が無くなったDC301、写真3は別府鉄道唯一の新車DB201(当然最も優秀)が曳き、試作中古機関車DD1351が後補機として押す長大貨物列車。

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