mixiユーザー(id:11123951)

2017年12月04日18:54

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1179 明窓浄机

写真1は我が家の一つだけの和室に在る床の間です。ここだけは不意の来客に備えて綺麗に掃除をしており、私好みで先祖伝来の山水画を掛けております。小さいころからこの様な山水画がいつも身近にありましたので、絵の好みがコテコテのベルサイユ宮殿的油絵には向いて行きませんでした。

明るい窓の下で本が一冊だけ置いてある机に向かって学ぶ「明窓浄机」が理想なんですが、現代の書斎では無理ですね〜。夥しい参考書籍、パソコンと周辺機器とスパゲッティ・ミートソース状態の電線、電話、TV、書類などなど埃の巣です。

理想(=実現不可能)の書斎を求めていると、近所の骨董屋さんで明治時代に刷られた木版画を見つけました。写真2は詩人が住む丘の上に建てられた質素な家、写真3は書斎の北窓から眺めた入り江の風景。たくさんお金を稼げたら、ぜひ実現したい究極の贅沢です。現実はディスプレイの上の壁に写真3の版画を飾るだけ、1枚500円の贅沢でしたぁ。

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