『
僕のワンダフル・ライフ』
犬好きは目じりが下がるだろう。
大好きだった飼い主イーサンとめぐりあうために何度でも犬に生まれ変わって探し出そうとするゴールデン・レトリバー<ベイリー>の冒険。
実話を基に…ではないな、さすがに。(笑)
W・ブルース・キャメロンのベストセラー小説を『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』『HACHI 約束の犬』のラッセ・ハルストレムがメガホンを取る。
まさに自身の犬映画の集大成ともいえるハートウォーミングな作品に仕上がった。
輪廻転生なら犬以外になれないのかとか疑問もあるが、この映画でのルールは同族で循環する思想のようだ。
それにしてもご近所に転生し続けるのはかなりの強運の持ち主なんだろうか。
適度なユーモラスさが話に弾みを持たせ、犬目線のカメラも誰の視点で語られているのか明確にしている。
ずっとベイリーのモノローグで進行するだけにヴォイスキャスト選びは慎重になったのではないか。シリアスすぎてはいけないし、軽すぎてもドラマが弱くなりそう。
『アナ雪』のオラフ役で知られるジョシュ・ギャッドが犬の表情に的確な<解釈>を与えている。
ほぼ予定調和の作品を魅力的にしてるのは何といっても登場するワンちゃん。これに尽きる。
転生する度に違う犬種になるのだが、それぞれ幼少から晩年まで何頭か変えてある。
それなのに同じ犬が自然に加齢してるように見えるテクニックやトレーナーの手腕は見事という他ない。
ずっと純血種の犬が登場するのに、最後だけミックス(セント・バーナードとオーストラリアン・シェパード)なのも意図を感じさせる。
イーサン以外の飼い主たちを絡ませるシーンもあっても良かった気がするが、あくまでもベイリーにとっては脇道だから省いたのかな?
猫は飼い主を思って転生は…しないのだろうな。(苦笑)
試写会@よみうりホール
9月29日より TOHOシネマズ 日劇他にて公開
蛇足ながら、中国版のポスターかな?
騙し絵のようなデザインで面白い。
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