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2017年07月24日20:34

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1157 混成合唱団の定期演奏会

22日土曜日の話ですが、大阪城公園に在るいずみホール(写真1)へアマチュア混声合唱団の定期演奏会を聞きに行きました。中に入ると立派なオルガン(写真2)、でも残念ながら今回はアカペラ。

演目は全てが最近の作品ばかり。歌詞のサンプルは写真3のとおり、こんなのを混声合唱で歌うのだから土台無理が有ります。作曲者は律義に言葉に一音一音ごとに音符を付けています。そのため歌がやたらと長くなって、聴衆はメロディーを追っかけることができません、何時になったら終わるのでしょうか? 小節ごとの区切りがもやもやと不分明。これでは歌じゃなくて政治的演説もしくはプロパガンダ。

作詞した詩人の怠慢もしくは未熟に由来するものでしょうか。作曲家はもっと強く作詞家に要求を出すべきでしょう。学校で何を勉強してきたのでしょうか。音楽としてメロディーに優先順位を置かねばならないのに、喋りたいことだけを優先して、歌としての美を無視して強制的に聴かそうとしている。明治時代に音楽取調掛がイギリス民謡を輸入して、当時の第一級の詩人たちに翻訳させた「埴生の宿」のようにシンプルでいて、強く訴えかけるものが感じられません。聴いていてちっとも美を感じられないのは私だけでしょうか? 歌っている人達や企画を立てて指揮している人たちは、その出来に恥ずかしく思わないのでしょうか?

聴いていて、徐々に怒りの感情がこみあげてくるのは、芸術を聴いているのに少しも美を感じることが出来ないからでしょう。

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