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2017年06月18日02:06

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『ジェーン・ドゥの解剖』

『ジェーン・ドゥの解剖』

 殺害現場で身元不明の死体が見つかり、検死されることになる。
遺体安置書に持ち込まれた美女は目立つ外傷もないのに謎の死を遂げていた。
親子の検視官らが解剖していくにつれ、意外な事実が次々判明していくと同時に謎が深まる。

 『トロール・ハンター』の監督作というが、そちらは未見。
“ジェーン・ドウ”というのは身元不明の女性を呼ぶ仮の名前らしい。(さしずめ日本なら名無しの権兵衛。男ならジョンになるそうだ。)
この女性の死因をめぐるミステリー仕立てになっていて、思わず引き込まれる。
解剖と死体のリアルさが安っぽさを払拭している。

 それにしても見事な特殊メイクで、どこからが役者で、どこからが模型か特殊メイクか分からないくらい。(それだけに相当グロいので苦手な人は要注意。)
解剖シーンの科学的理論は、美女の死の謎と対比させる意味において効果的。
死体安置書のウンチクも実に興味深い。

 (ほぼ)ワンシチュエーションもので、狭い安置書内で繰り広げられるのは観ているこちらも息苦しく感じる。
美女の謎は、(近日公開の『ウィッチ』にも共通するかもしれないが、)“名無しの権兵衛”…無名であることが深く関係する。
特別な誰かではないという点から炙り出される人間の闇こそが本作の一番の怖いところだと感じた。

 検視官親子にブライアン・コックス、エミール・ハーシュ。
モデルとしても活躍する全裸死体役のオルウェン・ケリーがとても美人なので最後まで惹きつけられた。(笑)

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教訓としては、映画を見る約束は守りましょうってことかな。(苦笑)

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