『
パーソナル・ショッパー』
半月ほど前に見たのだが、忘備録として載せておこう。(笑)
よほど気にいったのだろうか、アサイヤス監督が『アクトレス 〜女たちの舞台〜』に続いて再びクリスティン・スチュワートとタッグを組む。
魅惑的な作品のキービジュアルから連想ものとは少々趣きの異なる辺りが好みを分けるか?
もっとオシャレなファッション映画なのかと思っていたが、実際はスピリチュアルな不思議な世界。
スピリチュアルとはいってもさほどホラーになることはなく、癒し系といった印象を受ける。
双子の兄をなくしたモウリーン(クリスティン・スチュワート)はセレブの代わりに買い物の代行業で生計を立てている。
死んだ兄とコンタクトが取れるというスピリチュアルな世界を信じる事と、最新のブランドファッションという物質世界の両方に憑りつかれているヒロインの姿は、自分主体で生きていないように思える。
常に「誰かの代わり」になって寄りかかっているのではないか。
自分の人生が誰かの代わりであっていいはずはないだろう。
作家性が強い映画で、整合性を期待すると落胆するに違いない。
アサイヤス監督とクリスティンの距離というか関係性の近さが特筆すべき点かもしれない。
ここまでの信頼感はなかなか得難いのではないだろうか。
改めて思うのは、トップブランドの奇抜な(失礼)ファッションアイテムって、身に着ける人の力が大事なのだと。
並みの美貌なら負けてしまうようなデザインを見事に決めるあたりはさすがの輝き。
話は変わって、野際陽子さんの訃報が流れてきた。
言うまでもなく一時代を築かれた女優さんだ。
有名人や芸能人にはさほど多くあってはいないが、昔々ある番組の打ち上げに連れて行っていただいた時に写真を撮らせていただいた事がある。
とても腰の低い方で、こちらが恐縮するほど気を使っていただいた記憶がある。
画面を通すと大きく見えるが、生で拝見すると小柄で可愛らしい印象だった。
ご冥福をお祈りします。
野際陽子さん13日に死去 81歳 5月末に入院
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=4622716
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