高齢の女性が相談に来られた自営している店舗で雇っているご主人の妹さんのことがストレスになってしょうがないとおっしゃる。要領が悪くて仕事のポカが続いて、いつまでたってもそういうことが続いて見ているとイライラしてしょうがないとおっしゃる。
その相談事の前にこの方の守護霊様をお招きして近くに居ていただいた。その方は江戸時代の歌舞伎役者で女形が専門の方だったらしい。その方がこの相談事を聞いておっしゃった「その子は貴女の娘だった子だよ。娘だったときも性格のきつい子だったけれどね。」そういうことかと納得しました。過去世で親子としてあまり良い関係ではなかったらしいです。お互いに反発しあうのはそのころから変わっていないようでした。
でもその過去世の縁を聞いたときにその高齢の女性は何か悟ったように表情が変わられました。「娘だったんですか・・・・」そうそしてその娘の旦那だった人が今世ではこの女性のご主人になっているらしいとのこと。
少し混乱しつつも女性は何となく心が落ち着いていかれたようです。今世では義理の妹でイラつかせている相手が過去世では娘として生きていた・・・それは人の縁というものの不思議さであり強引さでもあるのかもしれません。
否応なく結ばれている人の縁は時を超えて結ばれているものでもあるようです。それを思うと人は人に対してもう少し優しくなれるのかもしれません。
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