『
キングコング 髑髏島の巨神』
超ド級のプロレス怪獣お祭り映画。
ともかく理屈抜きでバトルを前面に押し出したのは今どきなのかもしれない。
何度か作られたキングコング映画だが、ピージャクのそれよりも展開が速い。
スカル・アイランドに着くのも早いし、コングとバトルし出すのも早い。
これまでのコング映画の中でも最大級という事だが、動きは俊敏。
まだるっこしさ抜きにやりたいことをテンコ盛りにした若きジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督の潔さが出ている。
(まさしく日本版ポスターのイメージ。)
『新世紀エヴァンゲリオン』など日本のサブカルの影響も垣間見える。
ブラック・サバスなどの楽曲を使っているのもサブカル好きを思わせる。
ベトナム戦争終結時を時代設定にしているのもあり、『地獄の黙示録』を思わせる箇所も目に付く。
サミュエル・L・ジャクソンがカーツ大佐をどこか思わせるのも偶然でもないだろう。
一応、人間サイドの主人公はトム・ヒドルストンなのだろうが、サミュエル演じる復讐に憑りつかれた軍人が持っていく。(笑)
傍目で見たら滑稽だろうが、コングとガチンコで睨み合うシーンはハイライトの一つではないか。
これではヒロインのブリー・ラーソンも形無しだ。(一応の見せ場はあるものの…)
この手のバトル映画に理屈を求めるのも野暮だが、武器や強さの関係などに突っ込みどころも感じた。
どう考えても“あの銃”と“あの銃”の破壊力は違うのではないかとか、最大のスカル・クローラーがあんなものでよろけるのだろうか…など。(苦笑)
初めから続編ありきだったようだが、この延長線ならば次なる怪獣バトル大会も期待が持てる。
各所で言われているが、最後まで席は立たないで!
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