『
マグニフィセント・セブン』
『七人の侍』『荒野の七人』を再度リメイク。
そこには現代ならではの視点が垣間見られる。
名作のリメイクは必ずしも名作とはならない。どこかに新しいエッセンスを入れないと劣化コピーと言われるのが落ち。
元々黒澤明を尊敬していたA・フークアにリメイクの意志はなかったそうだが、脚本にみせられたということらしい。
確かにこれはフークアが撮って不思議じゃない題材になっていたと思う。
強欲な独裁者が小さな町に無理難題を突きつける。
異論を唱えた夫を殺された妻が黒人ガンマンに懇願して7人が集結するという大枠は踏襲しているが、悪党退治する理由づけをアレンジしてきた。
まさに今の世相が反映されているように思うが、やや唐突でスケールを小さくしてはいないか。
『七人の侍』での菊千代に相当する役がハッキリとあるわけではない。
だが、本作では黒人はじめメキシコ人や先住民など全員がその弱者(マイノリティー)を担っている。
偶然の産物だろうが、現米国大統領の発言などを聞くと、この映画が絵空事とは思えない信憑性を持ってくる。
混乱を表現したいのかもしれないが、個人的にはイマジナリーラインが自由すぎるのはあまり好みではない。
戦闘シーンだけならともかく、冒頭からそれは始まっている。
デンゼル・ワシントン、イーサン・ホークらのキャストは魅力だが、個性的な俳優たちの魅力を十分生かせていたかというと、やや疑問も浮かぶ。
デンゼルが黒づくめなのは、『荒野の七人』のユル・ブリンナーへのオマージュだろう。
『ドクター・ストレンジ』をIMAX、3Dで再鑑賞。
鏡のシーンや街並みがぐにゃりと曲がるシーンは3Dの効果が得られたので見直した価値はあった。
しかし、後ろの客のせいで
MX4Dかと思ったよ。
足元には注意しようね。(苦笑)
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