mixiユーザー(id:8666179)

2016年10月07日23:06

419 view

《映画》2016年100本目

2016年、ようやく100本目。
記録を紐解いてみた100本目到達日。
2015年12月19日、2014年9月22日、2013年5月24日・・・
昨年より2ヶ月早いが、かつて映画少年だった時代にくらべれば亀の歩みよりも遅い表情(青ざめ)

映画レヴューカチンコ
フォト
100『アンダルシアの犬』★4.5
この鑑賞を1本と数えておくかどうか2時間ほど悩んだが、どうせ自己記録。どうでもいいことだ。
鑑賞地は国立新美術館・展示室。
わずか16分程度のサイレントムービー。
現代アートの芸術祭には、よくこの映画が掛けられている。
鑑賞者の半分は首をかしげ、半分はしたり顔。
ダリ展に来ている人たちは、そもそもシュールな作品を望んでいるのだから、評価が高くていい。
何がなんだか、わからんちんな映画だけど、砂浜に埋められたカップルのラストシーンに鳥肌さえ立てていた自分がいた。
そして、それからしばらくの間、30年ほど前、映画少年だったころを思い浮かべていた。
フォト
16mm専門のミニシアター『新宿アートビレッジ』カチンコ
現在の南口、階段下あたりにあったジャズ喫茶の脇、外付け階段を3階まで登るとモギリがあって、300円ぐらいの鑑賞料金を払う。
黒いカーテンをくぐり、独特の匂いが漂う一室に足を踏み入れる。

パイプイスが乱雑に並べられ、スクリーンは今で云う巻き上げスクリーンのようなものが掛かっているだけの陳腐な“館内”。
そこで掛けられる映画はすべてモノクロで、雨の降る擦り切れたフィルムたち。
『恐怖の報酬』『死刑台のエレベーター』『チャップリン作品集』『自転車泥棒』・・・そして、『アンダルシアの犬』。
中学3年生、あるいは高校1年生。
今よりも2倍の量の映画を観ていたその頃、名画の多くをこのシアターで学んでいた。
教室で開く教科書よりも、ずっと今の自分に役立っている経験値。
15歳ぐらいの自分にとって“新宿”という街は、そんなイメージのある大好きな街だった。

フォト
098『高慢と偏見とゾンビ』★3.(TFP010)
ゾンビ映画は、アメリカ人ほど好きではない。
ゾンビ映画は、ゾンビ映画を好きな日本人ほど好きではない。
ゾンビ映画はアメトーーークゾンビ芸人ほど好きではない。
映画館というもんは、お金を払って映画を観るものだが、おそらくゾンビ映画にお金を払って観たことはない。

さて、本作。
そもそもの『高慢と偏見』なる作品を寡聞にして知らない。
娘6人のダブル嵐が丘みたいな様相だが、本作のキモはゾンビと少林寺、少しだけ京都で習う武術。
もし、ゾンビ映画で★5クラスの映画があるというのなら、映画マニアのどなたかに教えて欲しい。
アメトーーークたちがレクチャーしたゾンビ映画は、すでに爆笑とんでも映画なだけだった。
だからといってTSUTAYAで借りることはないだろうが。

フォト
101『コロニー』★3.
この映画に起承転結を区切るなら、起承=★5、転結=★1。
おそらく映画監督の実力が悪い方に向いたのだろう。
鑑賞後、この史実をネットで調べてみたが、素材としては抜群の真実。
料理の方法で、ここまで不味い料理に仕上げらるのかと、例えばクリント・イーストウッドの『ハドソン川の奇跡』と比較して、妙に納得してしまう。
もったいない映画だった。



ブタ劇中で出た死人の数ランキング発表!断トツ1位は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=14&from=diary&id=4230303
20 10

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年10月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031