六本木でダリを3時間堪能し、ついでに寿司懐石までたらふく満腹
(承前)
この日は、もう一つアートを楽しみたいと欲が出た。
アクセスは都バスで30分
そういえば、中学生のころ、クイズがブームになった。
Q「東京を走るバスは、男か女か?」というクイズ。
答えは男。
A「飛ばすから。」
当時、チェリーボーイだったおいらには、その意味がわからなかった。ピュッピュッ
路線検索で『六本木ヒルズ』から『御殿山』。
ヒルズのバス停の在り処がちっともわからんので、道路脇の案内図を眺めていたら、外人さんもるるぶを抱えて迷っている。
困っている人を見ると、どうしても声を掛けたくなる病が災いして、己の行く場所すら分かっていないくせに、オリジナル英語でツーリストに語りかける。
なんのことはない。今、おいらが行ってきたばかりの「国立新美術館」への行き方に迷っていた。
トンネルを抜ける道を探していたようだったので、
「そちらは難しいので、あの交差点を左に曲がって、200m歩いたら再び左に曲がるんだよ」
と、自称・英語で教えてあげた。
さて、六本木ヒルズバス停を探そう。
と思ったら、もう1組、外人さんがやってきた。
「どこへ行きたいんだい?」(英語らしき)
「上野に行きたいのさ」(英語)
目の前の日比谷線入口を指し示し、ミッションコンプリート。
こんなことしている場合ではない。
六本木ヒルズバス停はどこじゃ
ということで、いつもは敵のはずの駐車違反監視員に尋ねてバス停を発見。
五反田行きに乗り込んで、御殿山下車。
そこから徒歩2.3分。
東京一アクセスの悪い『原美術館』到着である
(筆者注:展示作品にはスマイルよだれマークは貼ってありません。スマイルよだれマークはプリントアウトして、バターでこすると消すことができます。)
《篠山紀信展『快楽の館』》★4.
受付のおねえちゃんがヌード嬢とともに大判パネルに写っている。
「受付、代わりたかったです
」
受付のねえちゃん、苦笑い。
館長らしきじいさんが、ヌード嬢とともに大判パネルに写っている。
「館長になりたかったです
」
受付のねえちゃん、大笑い。これで愛が芽生えるのだ。(妄想なう)
尻も胸もあらわなAV嬢と、いまさらながらB地区を黒髪で隠す壇蜜との格差が、ふと少し哀しかった。もっと哀しかったのは、モデルとなっているAV嬢の名前を言い当てられたこと。
これほど情けないことはない
すべての作品が、この美術館で撮影され、その部屋に展示されている。
水曜日はナイトミュージアムで20時までの開館。
アクセスも悪く、平日の夕刻。
所詮ガラガラと思いきや、それほどでもないたおやかな数の観客がヌードアートを楽しんでいる。
一番驚いたのは、女子率の高さ。
学生らしき女子が独りでいたり、カップルさんが手をつなぎながら裸身を見つめていたり。
所詮、産まれた時は、みな裸。
エロよりもなお美しく、綺麗である。
バイきんぐ小峠英二が坂口杏里にエール「トップを」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=4228187
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