マハゴニー楽曲

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ACT.1
M1 序曲
M2　きまま亭〜マハゴニー
M3　アラバマ・ソング
M4　都市の生活
M5　黄金の町
M6　さあ、行こう、マハゴニーへ
M7　ストレンジャー
M8　愛しのジミー
M9　好きよ好きよも金しだい
M10　悪事はいつも続かない
M11　クソでも食うしかないぜ
M12　とんだ見込みちがい
M13　ハリケーン
M14　兄弟よ、恐るるなかれ
M15　死んだらそれまでさ

ACT.2
M16　ハリケーン接近
M17　何でも好きにしていい
M18　大くらい
M19　愛に時間は要らない
M20　格闘
M21　アラスカジョー
M22　試合開始
M23　嵐吹く夜
M24　死んだらそれまでよ
M25　暗闇の朝

ACT.3
M26　悪なる者は裁かれる
M27　この世の犯罪
M28　ペナレスソング
M28・5　愛しのジェニー
M29　俺の人生観
M30　でも、マハゴニーなんかできるのは…
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『マハゴニー市の興亡』パンフレットより

最初は耳に馴染まない、奇妙な印象が強かった曲の数々も、
ひとたび体に入るとクセになり、強い吸引力を持っている。
自由自在なジャズテイストが小気味よい。

ジムが歌う曲はたくさんあって、
耕史くんのやわらかな心地よい声で歌われるとうっとりしてしまう。
どの曲も歌詞がすっと耳に入り、心に響き、腑に落ちる。

♪緑のお月様が出たぜ
　俺たちみんな　金ならあるぜ
　たらふくあるぜ
　輝く男のお出ましだ

と、期待に満ちて仲間たちとやってくる時の、
能天気な陽気さから、

♪呪われた日が始まるのか
　暗闇に呑まれた空
　夜が 夜が色褪せる
　邪(よこしま)な太陽

　死の使いが呼び起こす
　俺の魂 引き離そうと
　逃れようとしても
　どこにも行き場はない

の、心震わせるような哀切な声まで。
悲哀に満ちているのだけれど、
被虐的なエロスを感じさせて、
なんとも色っぽい。