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2016年07月18日02:01

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『キル・コマンド』

『キル・コマンド』
カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016

 先ごろ、テキサス州ダラスで起きた警官銃撃事件で、警察は爆弾ロボットを出動させるなどロボットが兵器として使われるのはもはやSFの世界だけじゃなくなってきた。
そんな今だから説得力を持つ作品かもしれない。

 実戦訓練のためにとある孤島に降り立ったビュークス大尉率いる海兵隊員たちが暴走した軍事ロボたちと戦う。
“ロボットの暴走”という基本的な部分は手あかがつきまくった内容だが、ドローンのような偵察機やオスプレイの改良型みたいな軍用機が登場するなど、今の技術の延長線の兵器の登場が絵空事にしていない。

 ヒロインの技術者ミルズは半機械化されていて、ネット通信出来たりするのが『攻殻機動隊』を思わせる。
メカっぽいターミネーターを思わせる軍事ロボットたちが学習していく姿も、ディストピアものの定番。
半分人間、半分機械のヒロインが敵か味方かと境界線に立たされるところが見どころか。
安易にマシンを人間の代用とすることへの警告を感じる。
島の中でのサバゲ―のような戦いが大半を占めるが、地形などの位置関係がもう少し伝わればスリリングさが出たかもしれない。

 視覚効果畑のスティーヴン・ゴメスの長編デビュー作。
製作には『モンスターズ/地球外生命体』のプロデューサーの名も見える。

 詰まる所、好事家以外の関心は集めないかもしれないけど、まぁそれでいいと思う。(笑)
クールなメカニックのタッチは近未来的。

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