『
ダーク・プレイス』
人は嘘をつく。
その是非は、そのウソの真の理由で説得力を持つかどうかだろう。
各人がポジティヴな理由でウソをつくという点で観客に訴えたいのだろうが、手段が結果より優先してしまっているきらいがある。
『ゴーン・ガール』の原作者の作ということで期待をしたが、―技術的には巧妙だと思うが―期待を裏切る平板なつくりに思えてならない。
過去に起きた一家殺害事件の真相に迫るミステリーだが、ひねりが足りないのか交通整理が不十分なのか「あれっ」となる。
時間軸を行ったり来たりしてミステリーが展開されるが、説明のための説明っぽいのが印象を薄くする。
事件当時、唯一残された幼い妹の証言で投獄される兄。それは正しい判断だったのか。素直に刑に服した兄の内心の秘密に迫る。
しかし兄の動機がその代償と比較して十分説得力があったかというのは納得しがたい。
ご都合主義的な部分も感じられたのもその一因か。
狂言回しとして登場するライル(ニコラス・ホルト)が、てっきり○○だと思っていたんだがなぁ…。
まぁそれはそれで読めてしまうか。(邦画ならそういう展開だったかも?)
案外、この役に奥行きが乏しかったのは計算違いではないか。
キャストはいいところを揃えていると思うだけに勿体ない気がしてならない。
(クロエ・グレース・モレッツが牧場で狂喜する箇所は必見!)
タイトルの意味は比喩的な主人公の心情や見たくない過去を表しているのだろうが、物理的な暗さに感じてならない。
いくら演出とはいえ、書類を読むのに暗すぎやしませんか?(笑)
ミステリーの謎の部分が、解き明かされても面白味に乏しいのも印象を弱くしている。
TOHOフリーパスのせいで、日記UPが追いつかないまま週末に突入の模様…。
7月にはNTLiveもあるけど、どうしよう。
割と早朝が多いのかな?日本橋の平日だと帰宅はギリギリ?
パスしようか迷っている。

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