ある本の中で「人は自分自身を書き換える力を持っている者が生き残れる可能性が高い」などということが書かれてありました。
自分自身を書き換えるということは、全く新しい自分になるということをこころに命じることができるということなのでしょうか?
そういえば中学生の時に何の因果か演劇部に引き抜かれて演劇の大会に出演することになったことがあります。演劇というのも一種の「書き換え」なのでしょうか?今までの自分自身とは全く違うものになるという体験をしたものです。
要はそんなに大したことではなくて、心の持ちようを変えるということなのですが、やってみると自分の外を見る目が一変するように感じるものです。中身も外身も全く変わることはなくても、体験や心象を書き込む自分のボードが一変するので、何かとても新鮮な思いがするものです。
成長、ではなくて書き換え。これが面白いところで立派になるというのではなくて生きやすくなるという感覚が「書き換え」にはあるように思います。
人が生きていくうえで合理的に生きようと思うと七面倒くさいものですが、簡単に書き換えてみようかくらいの感覚で自分の心持を変えて生きていくというのもいいのかもしれません。
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