故事ことわざの一つで人と人の結びつきや縁の深さを表したものですが、当院へ連れ立って来られるお客様も他人同士でも前世では親子で在ったり、兄弟姉妹であったり、師弟の関係で在ったりということが多いようです。
今世で他人同士でも友達となって当院へ来られるということは過去世に深い縁があってのことのようです。それはほとんどそういうことになっていて、その方にとって今必要なアドバイスが伝えられることも大きな目的なのでしょうが、霊界にとっては「人と人の縁」というものの大切さを知ってほしいというのも大きな気づかせとしてあるのだろうと私は思っております。
本当の友人同士だと長い間会っていなくても、会った瞬間に相通じるものがあるように感じるのはそれだけ深い縁が過去世にあるということなのだと思います。魂と魂の結びつきというのは現実の世界を温かい何かで結びついている者同士の世界にしているように思います。
憎みあうもの同士であってもそこにはなにがしかの魂同士の結びつきがあるものです。一歩踏み込んで考え感じていくことが反発する心というものを溶けさって行ってくれるきっかけになるような気がします。
逆に親子で在っても過去世には縁が薄いもの同士になることもあるから世の中というのは複雑で皮肉な部分もあるようです。それでも、もしそういうことがわかれば何とか理解しあえるようになるように思っております。
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