昨日は一日中強風というよりも暴風ともいえるような風が吹きすさんでいました。
空と大地の荒れ。近年の気象現象や大地の鳴動は決して人類に優しいものではないような気がします。そこにガイアの意思を感じるかと言えばそうでもありません。地球の変動からすれば、このような気象や大地の揺れは大したものではないのだろうと思います。
ただ人がそこに自分自身が生かされている存在なのだという謙虚な思いを持って生きているかどうかという問題なだけのように思います。ただそういう思いをガイアがわかってくれるとは思ってはならず、常に自然災害というものは身に降りかかると覚悟して準備をし生きていかねばならないのだろうと思います。
想定外という言葉がよくマスメデイアに登場するようになっています。何が想定外なのか、それは人の想像力が貧困になっているという証なのかもしれません。原発にしてもダムや公共施設についても「想定外」という言葉はあってはならないものです。被災の基準値を何倍にも設定することだけではなく、全く違う見地から施設の強度を図るということが検討されて行かなくてはならない時代になってきているのでしょう。
荒唐無稽と呼ばれるような備えが必要になってくるように、私は昨日の風の中で思っていました。
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