花の心

　花の心を持ちなさいというメッセージが届いた。

　花の心って見返りを求めない愛情っていうことだろうか。でも花だって子孫繁栄のために花を咲かせているわけだから「無償の愛」というわけではないと思います。自然界に何の目的もなく生きているものは何一つないように思います。すべてがなにがしかの目的を持って在るわけです。

　花の心、それは在るがままに在ることを認めようという心なのかもしれません。自分の心をできるだけ偽らずに生きていこうということ。難しいけれど自分の心をしっかりと見つめて生きていかなくてはならないと思います。あぁ、違う、そんな風に決め決めに考えることもよくない。雲や水が流れていくようにただふんわりとゆるやかに心の赴くままに生きていくのが花の心。