mixiユーザー(id:11939455)

2016年03月02日01:53

279 view

『あまくない砂糖の話』

『あまくない砂糖の話』

 豪州発、『スーパーサイズ・ミー』の砂糖版。
普段、我々が何気なく取っている食品にはかなりの砂糖や異性化糖が含まれている。
近年、社会的問題となってきた糖分の過剰摂取について、監督も務める俳優のデイモン・ガモーが自ら被験者となり、60日間砂糖をティースプーン40杯摂取する実験を行ったドキュメンタリー映画。

 ダイエット問題はカロリーを封じ込めたら解決するのか。
多めにとっても、その分運動したら痩せるのか?
そういう疑問を抱いたことはないだろうか。
そういう先入観を持つ人には目から鱗の事例が沢山出てくる。

 『スーパーサイズ・ミー』ではジャンク・フードなので最初から結果は見えていたと思うが、こちらはジャンク・フードは口にせず、なるべく健康的なものを選んで足りない分だけ砂糖を加えるという方法を取る。(一日の摂取カロリー総量は増やさない。)

 豪州に移住してきた白人たちはともかく、彼らが持ち込んだ<砂糖>文化は健康的な食生活を送っていたアボリジニたちの暮らしをも一変させる。
その先は予想するに難くない。(涙)

 加糖の炭酸飲料が体に悪そうなのは予想通りで驚かないが、砂糖にはある種の中毒性がある点は要注意かもしれない。
ガモー監督が豪州からアメリカに渡って取材を続ける中、出会った18歳の少年の虫歯には目を伏せたくなる。
国はドラッグは規制し、たばこの害も喧伝するが、砂糖を取り締まろうという運動はあまり聞かない。
もちろん陰には大企業とのつながりがある。
実際に、監督がアメリカでTV出演した際に“砂糖”軍団の弁護士から圧力を受けたと聞く。
個人的に気になったのは、監督自身の身に危険や嫌がらせはなかったのだろうかということ。

 シリアスな内容だが、表現はカラフルでコミカルに描いていた。
この表現自体が揶揄しているということらしい。
しかし、監督は同じ下着を沢山持っているのかなぁ。(笑)

 痩せたいと思う人は必見の映画。
ただし、解決の道のりは甘くないよ。(苦笑)

 同じ豪州出身の大物俳優が粋な出演をしていた。ウインク

フォト


試写会@アキバシアター
3月19日よりシアター・イメージフォーラムにて公開(UPLINKじゃないんだ)

フォト

 監督・主演のデイモン・ガモーが来日していてティーチインを行ったが、中で観客から出た質問に鋭いのがあった。
監督に…じゃなく、むしろ日本の配給サイドへの疑問点。
チラシの裏に<「カロリーオフ」「糖質ゼロ」にだまされるな!>と書いてあるが、映画を見たら「糖質ゼロ」はいいのでは?と。

フォト


配給会社の広報(?)さんは「流行り文句には嘘が隠されているということを言いたかった」みたいな言い逃れをしていた。
まぁ、加工食品が良くないだろうくらいは推察がつくけど、売らんがために大げさな文句を書くのは映画の趣旨に反するのじゃないかな?

フォト


4 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年03月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記