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2016年01月16日20:02

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世界の裏側

怨霊など滅多にいない。
お地蔵さんや、冥界の遣い、
神界の遣いなど
きちんと仕事をしておられるからだ。
つまり、もしいたとしたら、
それだけの事情を配慮された者だけ。
それも、天上界のきちんとした仕事を表すのだ。

ここで
冥界は、閻魔さまの遣いが、引っ張っていき、次の輪廻先を決めるところで
閻魔さまに限らず、
五岳なども入る。
神界は、守護霊や善徳の祖先さまを指し、
多くは、しばらく世を眺め、やがて迎えられる。
天上界は、修行したものや、特に功績のあった偉人の世界を指す。

人間界の裏側は、およそこのようなものだ。
つまり、合理的に治められているのである。
だから、怨霊化け物妖怪だの、
存在しようがない。

では、
密教の調伏とは何か。
自我を降すのである。
魔や邪の自我を砕くのだ。
それは、天上の神も許されている。
陰陽師などはどうか。
怨霊を祀るのが主であろう。
つまり、供養だ。
また、シャーマニズムも含まれ、
天意を伝えたろう。

ただ私観、
冥界には、天狗や物の怪など
いるように思う。
ただ、害はない。
遣いからすれば
意味があるのか、ないのか、ほっとかれて
いるようだ。

それはそれで
知恵があれば遣いの仕事をするものかも知れない。

他にも、異郷がある。
竜宮や蓬莱などだ。

まぁ、
この世界は、一面的であるようで、多くの層が重なってできている。ということだ。
つまり、冥界などは
日差しの陰のようなもので、我々の現世がなければ存在できないことだろう。
現世は、浮世ともいい、
時間の流れが特殊で
一抹夢の如しであるのだが、頷ける。
多くの層が入り乱れる如くであるから。

故に、
仏は中道を宣われた。
常なきは、涅槃の夢であろうと。

仏道は、天上界が、許される中でも、
力といい、最上である。
なんとなれば、天上界の修行にも親しければ。
また、霊胎もある。

まぁ世間を出るため、廣くは知られない。

しかし、縁があれば、行くのであるが、
精進の世界は、ようとして全容は知れない。

ある世界の由縁、有り様であるから、
世界が極め尽くせないように、
底がなく計り知れないのであろう。

そうであれ、善は積むべし、手は合わせるべしである。

私も、修行を全うし、迎えられることがあるだろうか。
勤めるしかないのである。

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