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2015年11月25日02:53

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『Re:LIFE リライフ』

『Re:LIFE リライフ』

 本業の脚本業が失敗続きで後がなくなった一発屋のキース(ヒュー・グラント)に教員の仕事が舞い込む。
しぶしぶ引き受けた職が新たなスタートのきっかけとなる。

 ロマコメの代表格ヒュー・グラントもさすがに寄る年波で皺が増えたなーと感じるが、チャーミングさは健在。まさにはまり役と言える。

 キースの住むLAから遠く離れたNY州のビンガムトンで待ち受けるのは<シェークスピア・マニアの教授><ジェーン・オースティン好きの教授><ネガティヴ志向のアート派学生><スターウォーズ・オタクの学生><働きながら復学したシングルマザー>など個性的キャラクターたち。
いざ教師生活が始まってみれば、アクシデントさえ想定内の展開ばかりだが、それでも退屈しないのはヒューの魅力もあるんだろう。
ずっと人生の困難に背を向けてきたキースが真に自分と向き合う姿には好感を持って見られるはず。

 映画の脚本家を主人公に据えているので、随所に映画ネタも散見する。
有名な作品が多いため、幅広い映画ファン層が楽しめるだろう。
もちろん映画の監督であり脚本執筆のマーク・ローレンスにとっては手慣れた題材だろうから、授業の内容は説得力があるので、映画(シナリオ)ファンなら別の意味の楽しみも持てるだろう。
(思えば、キャラクターのバランスも脚本家出身らしい気がする。)

 『セッション』で鬼教官フレッチャーを演じたJ・K・シモンズが家族思いで涙もろい学科長ラーナーを演じるのは愉快。
ただ、教師も生徒も“書き直す”話だから原題のThe Rewriteのカタカナ表記(リライト)がピッタリだと思うのだが、それでは日本人には通じない?

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