『
コードネーム U.N.C.L.E.』
60年代の人気番組『0011ナポレオン・ソロ』のリメイク。
21世紀に置き換えるのではなく、あくまで60年代の冷戦下当時を舞台としている。
それがこの作品の特色になっているか。
全体を覆うノスタルジックな雰囲気を持つスパイ映画は、現在の主流であるリアル感とは少し距離を置く。
元は犯罪者だったが腕を見込まれてCIA職員となったナポレオン・ソロと、敵対するKGBの凄腕イリヤ・クリヤキンが組んで作戦を遂行せねばならないという腐肉な状況の娯楽スパイ映画。
スリリングなスパイ映画を期待すると物足りないかもしれないが、とぼけたユーモアと60年代のレトロな雰囲気を楽しむ。
『シャーロック・ホームズ』(ロバート・ダウニーJr.)のガイ・リッチー監督らしく、
“薄い本”の支持層にアピールしそうな印象を受ける。(笑)
だが、もう少し“濃く”しないと上記ほど薄い本は作成されない可能性はある。
その意味では、
もっと燃料を投下すべきだったのではないか。(なんの話だ…。笑)
呉越同舟のバディ映画で、メインの二人のキャラがかぶりすぎているという指摘はもっともだと思う反面、それが狙いなんだろうとは思う。
二人は“同質”ということなのではないか。
つまりは上記の理由で、ヒロインは女性ではないということだ。(断言!ww)
相変わらずスタイリッシュな撮影や編集は独自のセンスを感じるし、監督のファンにはそれなりに満足感は与えるだろう。
ソロの“手ほどき”を受ける夫人の露出不足にストレスを感じるが、そこも60年代仕様?
現代性という意味では、武器をめぐる各国の醜い争いが社会性を持たせていたか。
いや、一番の現代性は“薄い本”仕様かな?(笑)
余談ながら、米露が対テロで協力体制というのはISISの現実とかぶるなぁ…。
(ヒロシです…、のネタの意味が分からずに聞いて回ったことはナイショです…)
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