『
PAN ネバーランド、夢のはじまり』
ディズニーアニメでお馴染みのピーター・パンの前日譚。
…というからてっきりディズニー映画かと思っていたら『ハリポタ』のワーナーが製作。
のちにピーター・パンとなるピーターの出生の秘密や成長を描く。
オリジナル脚本を書いたジェイソン・フュークスの子ども時代の<どうしてネバーランドへ行ったのか?><なぜ飛べるのか?><ピーターとフックの出会いと、関係性の疑問>といった素朴な疑問が着想の元となっているという。
なるほど英国の孤児院での生活やネバーランドまでの行程は身を乗り出して見るが、これまで文芸色の強い作品を監督してきたジョー・ライトにしても、児童文学(?)はまた畑が違ったか。
絢爛豪華な色彩映像は見るものを捕えるが、話は無難に落ち着いてしまった気がする。
上下を意識した空間作りは効果的で、3D鑑賞の価値は十分あると思う。
原作では有色人種であるタイガー・リリーを白人のルーニー・マーラが演じたことでひと悶着あったようだが、ファンタジーなので細かいことは気にすまい。
キャストでは黒ひげ役のヒュー・ジャックマンが最高で、こういう役を実力派俳優が演じると実に様になる。(ジョニー・デップとかね)
ガレオン船と英国空軍戦闘機とのバトルアクションはとてもユニークで、ファンタジー映画ならでは、と大いに楽しむ。
後に宿敵となるフック船長との物語も意外性がある視点だ。(これは続きが気になる仕掛け。)
続編を作るならピーター役のリーヴァイ・ミラー少年が“成長しない”うちにやり遂げて欲しいものだ。(笑)
黒ひげの歌うニルヴァーナの替え歌ににやり。(笑)
(3D・字幕)
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