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2015年10月10日01:39

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『ラスト・ナイツ』

『ラスト・ナイツ』

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 なんだか『ラスト・サムライ』を思わせるようなタイトルだと思ったら日本の『忠臣蔵』がベース。
『CASSHERN』『GOEMON』で知られる紀里谷和明がハリウッドで二人のカナダ人脚本家による脚本を読んで挑んだ野心作らしい。
日本生まれの原作が外国人によって一度翻訳され、さらにまた日本人が咀嚼し直すというのは興味深い工程だ。

 17か国に及ぶ様々な人種の俳優たちを集めているのが特色。
クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマン、クリフ・カーティス、韓国のアン・ソンギ、日本からも伊原剛志が参加と豪華な顔ぶれ。
『忠臣蔵』映画らしくオールスター・キャストだが、世界の縮図のようにも思える。

 一応、ヨーロッパ中世あたりの設定に見えるが、明確な何世紀というよりもザックリと中世風といった趣きで、何よりバルトーク卿をモーガン・フリーマンが演じているためファンタジーと見た方がいいのだろう。
(イメージ的にはアーサー王伝説に近いだろうか?ただ、城の内装などはもう少し後の時代や異国情緒を思わせる面も…。庭園デザインもルネサンス期を思わせる。)

 基本は『忠臣蔵』なので、取り立てて日本人には珍しくはないだろうが、アレンジはある。その点に含みを感じる。
ハリウッド作品で同じ『忠臣蔵』を題材にしたキアヌ・リーヴス主演の『47RONIN』があったが、あれよりもずっと『忠臣蔵』らしい作品で、武士道を騎士道に置き換えた男のロマン&滅びの美学と見てもいいか。

 剣術に詳しいわけではないが、日本の殺陣と西洋のそれのいいとこどりのような印象を受けた。

 アントニオ・リエストラ(『MAMA』)撮影のシックな描写が見事。もっとも紀里谷自身がミュージック・ビデオで鳴らしたので絵心のセンスは近かったのかもしれない。

 『忠臣蔵』物としては傑出しているとは思わないが、コスチュームプレイが好きな人ならまずは楽しめよう。

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 忠臣蔵デーより一か月早い11月14日に公開。(その前の東京国際映画祭でも上映予定あり)
あー、10日から東京国際映画祭のチケット販売が始まるけど、開始時刻が就業中だよ。
あれとかあれとかはムリかもしれない。
Bプラン、Cプランを用意しないと…。あせあせ(飛び散る汗)
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