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2015年08月30日01:58

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『Dressing Up』/新宿のイベント

『Dressing Up』

 何とも不思議な映画。
ジャンルにとらわれないと言ったらいいのか。

 当初は鑑賞予定はなかったが、Twitterで評判が流れてきて興味を持ち、取り立てて情報も持ち合わせないままの鑑賞。
これが初長編だという監督・脚本・編集の安川有果による青春ドラマだと途中までは思っていた。
ところがある瞬間から内蔵していた異物が顔をのぞかせる。
ホラー的ととらえる向きがあっても不思議ではない。

 早くに母を亡くした中学生の少女・育美に潜む内なる<力>。
そこに隠された秘密と、いかに<力>を飼い慣らせるかといったあたりが見所か。
多感な中学生の思春期の成長をこうした演出で見せたのは、ユニークな試みだと思う。

 もしかしたら受容の映画なのか?
少女は転校してきて、まず新しい学校に試される。
周囲の無理解やイジメや犯罪を見て見ぬふりをする社会を受け入れられるのか。
それと隠し事をする父親、亡くなった母から受け継いだらしい“病”のこと。
それらを受け入れて生きて行けるのか。

 周囲と上手く協調できないことは誰しもある。
そこを我慢し乗り越えるのが大人なのかもしれないし、中学生という微妙な年代だから成立した話なのだろう。
<力>は思春期の残酷さの表れとも取れるか。
幻想とも現実とも区別のつかないシーンが秀逸。

 随所に女性監督ならではの演出やキャラクター造形を感じる。
綺麗ごとだけではない女性キャラのリアル感に対して、他からも指摘があったという男性の記号化は頷ける点だ。

 主演の育美役の祷キララが白眉。
撮影当時小6とは思えない大人びた雰囲気としっかりした芝居で釘付けにされる。

 映画としての完成度はまだまだだとは思うが、安川有果監督と祷キララの今後が楽しみ。

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 この日はゲストによるトークが行われた。

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写真左から渥美喜子(映画評論家)、草野なつか(映画監督)、安川有果監督。
監督は連日のトークなどで声がガラガラになっていた。
もう3年も前になる撮影秘話やイベントの先行上映から編集や音効の変更など興味深い話が聞けた。

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 話はガラリと変わり、新宿で様々なイベントがこっそりと行われている。
9月6日(日)まで新宿クリエイターズ・フェスタ2015開催中ということで…。

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 でもライトアップはなかった…。暗がりでフラッシュ・オン!

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 それと、『テラフォーマーズ』描き下ろし特別読切掲載@新宿メトロプロムナード。
未公開漫画ということ。

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 これは開けて今日30日まで。丸の内線のあたり。
興味のある人は急げ!!

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