永久に不変のものというのはこの世の中には一つもないということは真実ですね。あらゆる不動のものと思われるものも必ず「変化」していくものです。
人などはたかだか100年前後で生命活動を停止してしまいます。人の創造物も何百年、何千年、何万年かののちには崩壊してしまうでしょう。
唯一「時の流れ」というものだけが永久不変に存在し続けていくものなのかもしれません。
はかないものに包まれて生きている私たちは何を拠り所に生きていけばいいのだろうと思ってしまいます。一瞬のきらめきにも似た一人の人の人生の中で、何に価値を見出して生きていけばいいのだろうと思ってしまいます。
感じること・・・・思うこと、それが大切なのかもしれません。人が発達させた感性、知性というものが人の価値の全部なのかもしれません。生かされている実感、何かのために尽くすという知の力、そういうものが人にとって何よりも大切なのだろうと思っています。
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